DHstyle11|インプラント治療に必要な知識7

チームで実践!インプラント治療 ー求められる活躍のステージー
ーこれから必要とされる歯科衛生士の職務ー

東京ステーション歯科クリニック/東京インプラントセンター 小川洋一
             岩井理子

DHstyle 11月

インプラント治療に必要な知識⑦ ーまとめー

DHたまご右向き01.jpgこの号でお伝えしたかったことは...

欠損が多数歯に及ぶ場合は、単にインプラントだけを考えても、歯科治療として成功しないということです。
欠損が広範囲に及ぶと、咬み合わせに変化が生じます。変化が生じた咬み合わせは、不適切な力となり更なり、外傷性の力となり、歯槽骨を破壊する力となってしまいます。
こうして、更なる欠損を生じ、ますます咬み合わせに変化が生じることを、咬合崩壊と言います。

咬合崩壊が生じるメカニズムを、しっかりと理解する事は、患者さんに治療計画を説明する上で非常に重要な知識となるばかりか、治療へ積極的に参加する為の、動機付けに役に立ちます。

今月号をしっかり理解し、咬合崩壊が起きている症例の治療目標を考えましょう...(^_^)v



11月号のポイント


インプラントを埋入しただけでは治療の成功とはいえない
 各症例ごとに顎口腔機能の評価を行い、良好な機能と審美を回復する治療が必要
 →自費診療であるため、患者の治療への期待は高まっている。
 →術後、患者の期待どおりに機能が回復しない場合は、トラブルに発展する。

臼歯の欠損で生じる咬合の変化
 1.咬合平面の変化
    咀嚼運動時に不適切な咬合接触を起こしたり、咀嚼筋の平行を乱すなどの原因になる。
 2.下顎位の変化
    歯の欠損は、局所的な問題ではなく、顎口腔機能の低下も招く。

多数歯欠損で咬合に変化が生じている症例
 治療を行って、理想的な歯列を回復し、平均寿命まで歯列を維持するためには、何を考えなければならないのか?
 →偏位した下顎位を関節と筋肉に調和した位置にリポジショニングし、機能的な咬合を確立することが必要。


6咬合平面と咀嚼.jpg

カンペル平面と咬合力と筋活動量の関係。無歯顎患者の咬合床にて検証。咬合平面がカンペル平面と平行なときは最も咬合力が強く、効率よく咬合力が発揮できる。咬合平面をカンペル平面より−5°上顎切歯から上方へ作製した場合、最も咬合力が弱く、効率よく咬合力が発揮できない。

7咬合平面不連続性.jpg

咬合湾曲と咬頭干渉の関係

8下顎咬合平面の湾曲.jpg

下顎咬合湾曲の低下幅と歯周組織の為害作用

9下顎位の制御因子.jpg

下顎位の制御因子

10歯の喪失と下顎位の変化.jpg

歯の喪失と下顎位の変化

13総合的なリスク.jpg

総合的なリスクを抽出。本症例において何が高いリスクなのか考察する。

19機能的な咬合の確立.jpg

咬合崩壊から機能的な咬合を確立することは健全な状態と等しくすることが目標となる。

私たち歯科衛生士は、歯科治療に関することだけでなく、パノラマX線写真を用いて、一口腔単位での視点から、
過去、現在、未来の口腔について、患者とコミニュケーションを構築できるよう、たくさんの歯科知識を得ることが大切です。
学ぶことによって得られた知識は、学んだ者のみが感じられる喜び、かけがいのない財産となるのです!

詳しくは、DHstyle11月号をどうぞ。

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