DHstyle02|初診・術前検査時の活躍のステージ

チームで実践!インプラント治療 ー求められる活躍のステージー
ーこれから必要とされる歯科衛生士の職務ー

東京ステーション歯科クリニック/東京インプラントセンター 小川洋一
             岩井理子

DHstyle 2月

初診・術前検査時の活躍のステージ ーまとめー

DHたまご右向き01.jpgこの号でお伝えしたかったことは...

患者さんと歯科衛生士の接点は、初期治療とメインテナンスだけではないということです。
患者さんの初診時から、歯科衛生士は積極的に関わり、目の前の患者さんになにが起きているのかをきちんと理解する知識を身につけることが必要です。

その知識をもとに、患者さんに現状を説明するスキルを身につけることは、これからの歯科医現場で必要とされます。

患者さんと歯科医師の間に立ち、専門知識を増やしコミュ二ケーションスキルを高め、そして患者さんのモチベーションを高めることにより、患者さんは積極的に治療に参加することとなるでしょう。

そのことは、今までより仕事量が増えてしまうかもしれません...
でも、確実に患者さんのためになることは確かです!
難しい症例の患者さんであればあるほど、患者さんは悩んでいます。
大変なことも多いですが、一緒にその悩みを解決していくことはやりがいがありますよね?

まずは、現状を知るために検査からです。
検査結果から何を見るか、何を考えるか...そして、何を伝えなくてはならないか....

もう一度、2月号を読んでみてくださいね!

2月号のポイント

 ・初診
   専門的な知識とコミュニケーション能力を備えて患者と医院の架け橋になりましょう。

 ・術前検査
   患者の動機づけのヒントとしてアイドマ(AIDMA)の法則を活用しましょう
    注目(Attention)関心(Interest)欲求(Desire)記憶(Memory)行動(Action)

   検査の内容とその必要性を患者が理解しやすいように説明し、それに伴う費用とかかる時間を伝えましょう。

初診

1問診表加工済み.jpg

当院の問診票

患者に必要な事項を記載してもらう。

2予備的医療面接の流れ.001.jpg

予備的医療面接の流れ

この流れをイメージして問診し担当医に報告する。

術前検査

*画像はクリックで拡大表示されます。

アイドマ(AIDMA)の法則

患者の動機づけのヒントとして活用しましょう。

注目(Action)
 見本になる模型、検査結果、チャートなどを見る。

興味(Interest)
 見本をもとにして検査内容の説明を受け、興味を持つ。

欲求(Desire)
 興味が持つことにより、検査を受けたいという気持ちになってくる。

記憶(Memory)
 注目、興味、欲求の記憶から、検査を受ける気持ちを保つ。

行動(Action)
 検査を受ける。


13アイドマ治療.001.jpg


患者に興味を持たせるための説明資料例

診断用模型作成(スタディモデルキャスト)

 図1、2を供覧しながら診断用模型について説明する内容

     必要な記録                        得られる情報

 上下の型取り(上下全顎印象採得)               咬み合わせの状態(咬合状態)

 咬み合わせの記録(咬合採得)                 歯並びの状態(歯列)

 咬み合わせの器械に取り付けるための記録            歯の形態(矮小歯、癒合歯など)
 (フェイスボウトランスファー)                歯の磨り減り状態(咬耗、楔形欠損)
                                被せ物や詰め物の状態(修復歯の適合や形態など)

4フェイスボー採得.JPG
図1 ディナーフェイスボウによる記憶

5スタモマウント.JPG
図2 ディナーフェイスボウの記録をもとに咬合器にマウントされた診断用模型

X線と口腔内(顔貌含む)写真

 図3〜5を供覧しながら、X線写真と口腔内写真について説明する内容

     必要な記録                        得られる情報

 オルトパントモX線                      全体的な歯や顎の状態残存歯、修復物、埋伏歯、歯槽骨、下歯槽管、上顎
                                洞、梨状孔、下顎骨の形態)

 デンタルX線(20枚法)                   詳細な歯や歯の周囲の骨状態(う蝕、根尖病巣、歯石、歯槽骨[骨頂含
                                む]、破折線、外部吸収、内部吸収、修復物の適合、根分岐部病変など)

 口腔内写真                          視覚的な歯、修復物、歯肉粘膜などの状態や色調(変色歯、着色、歯石、
(5枚法、上下前歯拡大及び舌側)                メラニン色素など)

7オルソ見本01.JPG図3 患者に見せるオルソパントモX線写真8デンタル20枚加工.jpg図4 患者に見せるデンタルX線写真20枚法9検査結果書類01.jpg図5 患者へ渡す検査写真


歯周病と顎の状態の検査(チャート記入)

 図6を供覧しながらチャート記入について説明する内容

     必要な記録                        得られる情報

 歯周ポケットの深さと炎症の状態                歯周病の治療の必要性があるかどうか
(プロービングデプスとBOP)                 (歯周基本治療、歯周外科処置、抜歯など)

 歯の状態                           歯や修復物などを治療の必要性があるかどうか
(う蝕、修復物の状態、楔状欠損)               (修復治療、歯内療法、抜歯など)

 歯の揺れてる状態                       歯の負担過重や歯の周囲の炎症の状態
(動揺度、フレミタス)                    (歯周組織の喪失、早期接触、咬合性外傷など)

 歯肉や粘膜の状態                       歯周病を進行させるリスクや歯全体の感染
(付着歯肉、小帯異常、フィステルなど)            (歯肉退縮のリスク、歯髄壊死、感染根管、根尖病巣、歯根破折など)

 実際の口の中での咬み合わせの状態               実際の咬み合わせの状態
(咬頭嵌合位、中心咬合位、作業側と非作業側運動時の      (早期接触、咬合性外傷など)
 接触ポイント)

 顎の動きの状態                        顎の関節と実際の咬み合わせの状態
(開口距離、クリック、クレピタス、開閉運動)         (顎関節症や咬合の不調和)

11チャート見本加工.jpg
図6 チャート記入の見本

  歯科衛生士が活躍できるステージは多岐にわたります!
  活躍するチャンスを逃さず、積極的に参加して診る目を養いましょう!

詳しくは、DHstyle2月号をどうぞ。

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